最近のMT4鯖はPingに応答しないらしい。

もと 2012/09/23 15:41
こんにちは。
無料のVPS(Cent OS)を見つけたのですが、これにWineをインストールしてMT4を稼動させるって可能でしょうか?
http://www.host1free.com/

このVPSは、フリーのアカウントを申し込んで、一週間後にアカウントアクティベートのメールが届いて利用可能になりました。
VPSとの通信速度が最大で128kbps程度しか出ないので、GUIの操作はかなり厳しいと思います。(リモートデスクトップでログインするところまで設定しましたが、640x480サイズの画面で色数を減らしても操作が厳しいです..)
また、SSHの通信も一定時間で切られるようなので、不便極まりないです..。諦めましょう..。



ふぁん 2012/10/01 23:54
こんなことを聞けるのは御大しかおられないので、もしご関心を頂ければ、教えて頂きたいと思います。
以前はMT4 BrokerのサーバーのIPアドレスを調べて、Pingを行うと例外なく試験ができたのですが、
最近、ほとんどの(全部?)MT4 BrokerでPing試験がTimeOutになってしまいます。
例のMT4のバージョンアップによるものかとも思いますが、VPS等からPingができないと折角の海外VPSの有り難味が感じられない状態です。
すいませんが、同様の事象を観測されておりますでしょうか?
また、接続時間を計るすべが御座いましたら、ぜひご教授頂きたいと存じます。

早速調べてみました。
まず、ProcessExplore等でMT4の通信先を調べます。

通信中の terminal.exe を選んで右クリックProperties から、TCP/IP タブを見ると
195.88.176.141 のhttpsポート(443)に接続していることが分かります。




普通にPingを打つと・・・応答がありません。
おそらく、サーバのセキュリティ向上のために、Pingに応答しないように設定しているのだと思います。



こんな時は、tcping.exeが使えます。
ダウンロードしたら、C:\Windows 以下にコピーしておきましょう。
使い方は、

tcping IPアドレス ポート番号

です。ポート番号には https の場合は 443 を指定します。

これで、Pingの代わりに計測できるはずですので試してみてください。

ブローカー探し。。

昨日紹介した勉強会はその日のうちに満席となったようです。くーちゃん人気のお陰でしょうね。私目当て?に参加されても困ります..。話すネタがありませんし。笑。


それはさておき、表題のFXブローカー探しについてです..。
日本国内の業者は以下サイトに一覧があります。
http://forexpress.com/trader/
詳細な条件は書いてありませんが、1社ずつ見て回るのには都合よいと思います。
個人的には、新規参入に みずほ証券 があって驚きました。レバ規制にともなって今後は、業者は減るばっかりかと思っていたのですが、大手にとってはまだ旨みがあるという認識でしょうか..。


海外のMT4業者は下記サイトのリンク集が便利です。
http://www.100forexbrokers.com/mt4forexbrokers ←国別
http://www.earnforex.com/mt4-forex-brokers ←条件ソートできる
CBFを使う前提であれば、http://www.cashbackforex.com から探すという手もあります。
以前にツイッターにも書きましたが、Alpari-UK では、日本に在住の方からの口座開設依頼を承っていないようです。必要書類を送っても返事が無い状態で止まるのだとか..。
口座を作れる間に作ってしまったほうが良いのかなとも思いますが、怪しい業者には気をつけましょう。^^;


ECNで良さそうな APBGは、デモ版で値動きをみるとすごく面白い(..こっちの業者の値動きを見て某社でトレードできそうな..)のですが、FPAの投稿記事を読むと怪しくなってきます..。アメリカ、ニュージーランド、香港在住の人は口座を開けないという条件も不可解なので、個人的にはお勧めしないかなぁ..。

出来高を更に減らす…

以前に、「出来高を削減してバックテスト効率を上げる。」という記事で、無駄な出来高(Tickの更新回数)を削減すればテストに掛かる時間を短縮できることを紹介しました。


昨日の記事に書いたような、日足でエントリーして、数日保有する EA の場合、バックテスト時に1分足の内部で、1pip毎に Tick を動かすのはほとんど無駄です。なので、実験用途であれば、ざっくり出来高を減らすと良いかもしれません。
VOL_Opt.pl 内の出来高計算部分を

↑ *1.2 + 1
↓ *0 + 5

このようにすると、出来高はすべて 5 以下になります。↓

これは極端な設定ですし、元のテストとは結果がそれなりに変わってしまいます。ですが、大雑把に最適化の傾向を調べたい時に役に立つかもしれません。
(...本当にテストに掛かる時間が速くなるんです..^^;

PF のこと

昨日の記事には書かなかったけれど、念のため..。
PFとは、PROFIT(利益)FACTOR(要素)のことです。
計算式は..
プロフィットファクター = 総利益 / -(総損失)
です。


仮に、66回トレードしたら、33勝33敗して、勝ちトレードが毎回 174pipsの勝ち、負けトレードが100pips負けで、PF = 1.74 となったとします。実は、この程度のトレード回数の場合、1つのトレードの勝ち負けが逆になって、34勝32敗になると、PF = 1.85、2つ逆になると、PF = 1.96 になります。

勝敗 PF
33勝33敗 1.74
34勝32敗 1.85
35勝31敗 1.96

つまり、ほんの僅かな違いでこの程度のブレが起きるのです..^^;


昨日の記事は、MAクロスによるエントリー、イグジットの大枠のシグナルは一切変更せずに、そのシグナル環境下でのポジション取りの違いが主題だったので敢えて触れませんでしたが、トレード回数が少ないと PF はぶれ易いので要注意です。
自作 EA の PF を、ちょろちょろと改善したつもりが、単にテスト期間がずれて、勝ち負けが1つ入れ替わっただけとか、大きな負けを1つだけフィルタできただけ..なんてことは よくありますので..。

BrocoTraderのひみつ

以前紹介した、15秒足のようなオフラインチャートを利用したテクニックが、BrocoTrader で動作しないとのことで調査してみました。
Broco社のサイトからダウンロードできるBrocoTrader は、少しカスタマイズされていて、デフォルトで開かれるチャートの配色が下図のように異なっています。そして、オフラインチャートも同様に配色が変えられています。

このような配色の変更は、templatesフォルダ内の default.tpl , offline.tpl で設定されています。

問題は、この offline.tpl にあって、これが適用されると、オフラインチャートのチェックが外れてしまいます。

「オフラインだけど、、、オフラインじゃなかった〜」状態...。。


と言うわけで、解決策としては、

その1. offline.tpl を削除する。
その2. offline.tpl を書き換える。

でOKです。書き換えるなら、下図のように offline=1 を追加するだけです。

オフラインチャートのチェックを入れて、定型として保存で、offline.tpl を上書きしても構いません。

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レポートの保存や、Save as Detailed Report が出来ない時の対処法。

つい先日、とあるMT4利用者の集まりにて、「faiさんのブログ見て勉強してます!」なんて、MT4歴3ヶ月目の初々しい初心者さんに言われてしまいました。ただ・・・私のブログは勉強してもらう為に順序立てて系統的に書いてある訳でも無いので、どちらかというと、使い方に困ったときに、ぐぐったら見つかる程度の距離感で付き合うのが丁度良いのではと思ってます。。プログラマではない人に、意味不明な文章を400日分も読ませるのは心苦しいのです。苦笑。




さて本題。

ikiru 2010/08/26 10:03
もしご存知でしたら教えていただきたいのですが、MT4の取引履歴を保存する時に「口座履歴」を開いて右クリックで保存作業をすると勝手にエクスプローラー上で情報が立ち上がっていたものが、なぜか立ち上がらなくなりました。それどころかDetailedStatementのファイルさえ保存ができなくなりました。


これは何が原因なのでしょうか…特に仕様を変更した覚えもなく打つ手がありません。
宜しくお願いします。


このような状況で初心者でも試せる手法はただ1つで、

Cドライブ直下に新規フォルダを作成して、新規にMT4をインストールする。

↑初心者が戸惑う変なトラブルのほとんどは、ファイルの紛失・破損・重複が原因なので、これで解決します。..たぶん。^^;
今回の事例も、おそらくこの方法で治ると思います。


新規にインストールしたMT4でデモ口座を開いて、正常にレポート保存等ができることを確認できたら、
新しいMT4内の templatesフォルダ内の statement.htm,StatementDetailed.htm を、異常の起きているMT4の同じフォルダにコピーすれば、その MT4 も治る..かも知れません。

情報収集は地味に。。。

やはり、「無料」のEAを訝しがる人は居るようで..「にせもの無料EA」という記事を見つけました。賞味期限のあるEAを、開発者とユーザがリスクをシェアして使うことを前提に、ユーザが開発費とサポート費を負担する(開発者に支払う)という仕組みを実現するには、便利だと思うのですが、怪しいものもちらほら見かけるような気もするので、用心しましょう。。



さて、表題の情報収集について…特に書くことは無いのですが..私が心がけている点を1つだけ紹介します。
それは…

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円建て口座でのバックテスト。

とある私の知人が、EAを作って細々と販売されていらっしゃったのだけど..どうも、そのEAはドル建て口座を前提にした資金管理を組み込んでいたようで、顧客が円建て口座で動かした結果、とんでもない損失を出してしまったとか..^^;


そういえば、はんぞさんも似たようなトラブルに遭われていたし、古い処では、アキバではたらくプログラマのBlogにも解説があります。海外製のEAや、それを参考に作られたEAを使う時は、円建て口座に対応していない可能性に注意しましょう。。


使いたいEAが、円建て口座でどう動くのか知りたい時は、Aplari などの円建てのデモ口座が開ける業者でフォワードテストするのも良いのですが、バックテストでも確認することができます。

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