WinXPでMT5がインストール出来ない場合の対処法

日本語版WindowsXP で、MetaTrader5のインストールが出来ない..との報告があがっています。
Windows2000はサポート外なのでNGとしても、なぜXPも駄目なのか?とターミナルのヘルプを調べると、

The Client Terminal can operate under Microsoft Windows XP/2003/Vista/2008. A processor with SSE2 support (Pentium 4/Athlon 64 or higher) is required for operating as well.

と書かれているので、SSE2 をサポートしない古い CPU のパソコンでインストール出来ないのかな?と思ったのですが、よくよく、インストーラの画面を比べてみると…

WindowsXP
Vista

なんと…使用許諾書に同意するチェックボックスが隠れてしまっている為に、「次へ」ボタンが押せません。



こんな場合に対処するために、世間には押せないボタンを無理やり押してみるツールがいくつかあって、ぐぐって見つかるところでも
一発野郎!http://f6.aaa.livedoor.jp/~kirin/tool.html
密偵http://tenten00.hp.infoseek.co.jp/soft/software.htm
Reveal http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se191598.html
等が簡単にDLできます。



これらのツールの仕組みは、EnableWindow() というAPIを使用して、ボタンコントロールを有効化しているだけです。
なので、AutoHotKey でも簡単に同様のツールを作ることができ、

#Persistent
SetTimer, WatchActiveWindow, 1000
return

WatchActiveWindow:
WinGet, ActiveControlList, ControlListHwnd, A
Loop, Parse, ActiveControlList, `n
{
    DllCall("EnableWindow", "uint",A_LoopField, "int", 1)
}
return

こんなコードを書いて動かせばOKです。
このコードは、1秒毎にアクティブなウィンドウの全てのコントロールに、有効化の命令を送るようになっています。
公式フォーラムにも困っている人が居たので、同様のコードをEXE化した物を置きましたが、このツールも、某アレファイルも、取り扱いがかなりグレーゾーンなので、そのうちロシアから刺客が送られてきたりしないかとちょっとドキドキです。苦笑