通貨ペア毎に異なる音を鳴らす為のWAV ファイルを作る。

複数の通貨ペアを監視している時にインジケータから 標準の警告音を鳴らすと、どの通貨ペアのチャートから鳴っているのか分からなくなります。そんな時に役に立つのが、通貨ペア毎に異なる音ファイルで、2-3ペアだけなら適当にフリーのWAV ファイルを割当てたらよいのですが、ペア数が多くなると、単純に通貨ペア名を読み上げる音ファイルの方が分かりやすくなります。


既に、ラインマンや Chin Breakout Alert といったインジケータには、音ファイルのセットが同梱されているのですが、読み上げ方がいまいち好みではなかったので自作してみました。
http://ux.getuploader.com/fai_fx/download/24/FXSound-00.zip

MetaTrader4 の PlaySound では音量の調整ができないので、あらかじめ4種類の音量に分けてあります。
使いたい人はご自由にどうぞ。


インジケータから音を鳴らすときは、

PlaySound(Symbol()+".wav");

あるいは、

PlaySound(StringSubstr(Symbol(),0,6)+".wav");

のように書けばOKです。通貨ペア名に余分な文字が付く業者では最初の6文字だけを使うようにすれば、WAV ファイル名を変える必要が無いので楽だと思います。



マイナーペアやCFD銘柄のWAVファイルは作成していないので、必要な人はご自身で作成してください。(ぉぃ
WAV ファイルの作成には、SofTalk を使います。使い方は下図の通りです。

読み上げる文章の入力の仕方にコツがあって、

ぽんどえん ぽんど/えん ぽんどぉーえん

のように / 記号を入れたり、拗音(ぁぃぅぇぉゃゅょ)や長音(ー)を適当にまぜて聞きやすい音にします。



音量を一括調整したい場合は、SoundEngine を使います。
使い方は下図の通りですが…もっと便利なソフトがありそうな気がします。^^;
(昔からこのソフトを使っているので慣れているんですよね...
一括変換のスクリプト

[Folder Open]
FolderPath=C:\FXSound\
[Volume]
Parameter1=-15
[Folder Save]
Sec=None
Extension=wav

のように書いて、-15 の値を -25 , -35 と増やして変換しなおすと音量が下がってゆきます。
FolderPath= には、オリジナルのWAV ファイルの場所を書いておくと、変換のたびにフォルダを選ぶ必要が無くなるので便利です。