ロスカット不要論
ツチヤ先生の「再(システムトレードに損切りは必要か?)」にロスカット不要論が再掲されていたので、知らなかった人は読んでおくと良いです。
ただ、これを読む前に注意しておきたいのは言葉の定義。
(A)一般投資家?の考える損切り
=損失の出ているポジションを手仕舞いすること。
(B)ツチヤ先生の仰る損切り
=トレーダーの懐事情や感情に基づき、手仕舞いすること。
(C)ツチヤ先生の仰る手仕舞い(≠損切り)
・「一定のパターン」
・「決められた期間の経過」
・「逆方向もしくはニュートラルのシグナルの発生」
含み損のあるポジションを手仕舞いするという視点では、(A)=(B)+(C)の関係にあって、ツチヤ先生は (B) を否定しているだけなので、(C)によって損失の出ているポジションを手仕舞いすることが有り得ます。なので、ロスカット不要論=塩漬け推奨論 ではないので誤解の無いように。^^;
(市場の動きとは関係無い自分の懐事情で損切りばかりしていたら、損切り貧乏まっしぐら…ということです。
テクニカル的に意味のあるポイントにストップを入れろ..という主張に通じる処があるかな..??
基本的に、資金の2〜5%を溶かしたら損切りするという防衛ルールを設けた場合、損切りラインに達する遥か手前に、(C)で手仕舞いするようなシステムトレードでないと生き残るのは難しいのでしょうね。
昨日の補足
ドル円13分足のバックテストでは、他通貨の1分足を代替利用するしか無いと思うのですが、EAの実運用では、普通にドル円13分足のオフラインチャートを作ればOKです。その13分足チャート上でEAを動かす時は、「オフラインチャートでEAを動かすには。/offlineチャートの活用編(7)」を参考に Period_Converter_Opt を改造する必要があります。
バックテスト時にオフライン推奨するのは、うっかりユーロ円チャートを開いてしまい、13分足のチャートを上書きすると困るからです...。
これでサファイアさんの疑問は解消するかしらん・・・(謎