ドテン・倍返しは強い…?

かくさん 2010/07/13 19:14
こんにちは、いつもは意見させていただいております
突然で申し訳ないのですがこんな書き込みを見たのですが
本当でしょうか自分でEAを作って検証しようと思ったのですが
知識不足でどうにもなりません、もしお暇でしたら
何卒よろしくお願いいたします

243だけど期待せずに読んでくれ。
君が思ってるような魔法の手法じゃないから。
エントリー適当。損切り1円。
ドテンは基本倍で。
利食いはポジもってから半日以上経過してから適当に。
まあ時間足の上か下かくらいみてエントリーすれば勝率あがるかなちなみに種1000万で5枚から。
これだけで月平均100万以上は勝ってるよ。兼業でね。
でも君の求めてる手法とは違うでしょ、
100万ぽっちで億とか言ってる奴がいる限り俺は勝ち続ける自信あるよ。
安易な複利はやるつもりないしね。
あくまでスタート5枚で倍ドテン。いつも倍ってわけじゃないけどね。
利食いは100〜300PIPですよ。2000PIPっていうのは常に5枚だったらの話でしょ。
スタート適当で5枚ってのは自分で予想しないため、ドテンしてるうちに勝手にトレンドにのってるから。
だからスタートは逆張りでも順張りでもどっちでもいい。

と書き込みがありました、何とかなりませんでしょうか?

この話は以前にも書いた気がするのですが...元ネタは、ここでしょうかね。。
とりあえず、試作したEAは、
損切り 100pips
利食い 300pips 但し6時間経過後は100pips以上で利食い
・負けたら、倍掛けドテンで、反対方向に賭ける
・勝ったら、初期ロット(5枚 = 0.5ロット)で、同方向に賭ける
とします。2009年1月に資金10万ドル(=1000万円)で、ドル円で運用したら今日までにいくらになっているでしょう?


金額の予想は難しいので、勝ってるか?負けてるか?程度は考えてから続きをどうぞ。。





FXDDのデータでバックテストすると、

なんと16万ドルに増えています。どこに優位性があるのか分からないようなシステムなのに、1年半で60%増というのには驚きますか…?^^;






システムトレードの教科書には、「自分が勝ったか負けたか?は、市場の値動きとは無関係なのだから、負けたときにロットを増やすのはナンセンス」と書かれていることが多いのですが、一定のルールの元でシステマチックに負けている場合には、必ずしも当てはまりません。
(サイコロで負けを確定させていたり、自分の資金が底をついたから負けを確定させた場合の負けは、市場とは無関係だと思いますよ..念のため。
このシステムでは、

負けた=ある方向に100pips 動いた≒その方向にトレンドがある ⇒その方向に大きなロットを賭ける

という仕組みで、勝敗の結果をトレンド判定に生かしている点に淡い優位性を保持しているのです。


その淡い優位性を目に見えるカタチで資産曲線に引き出しているのが、倍返し(マーチンゲール)です。感覚的には、何の優位性もないトレード手法ではマーチンゲールを組み込んでも右肩上がりにならないのですが、わずかでも優位性があると、簡単に上昇曲線を作ることができます。。
但し、マーチンゲールは、30%の確率で起こるかすり傷程度の事故を 0.03%の確率で起こる死亡事故に変えてしまう 確率のドーピングのようなものなので、それが取るにふさわしいリスクなのか?はよく考えたほうがよいと思います。。


このシステムを5年テストしても、きれい(?)に右肩上がりになります。

トレード回数も600回以上あるし、素晴らしいシステムですね!
(…なんて思っては危険ですよ。途中で損失をリカバーするのに、初期ロットの256倍のロットを賭けています..orz


…とは言うものの、ナノロット業者で、10万円を16万円に増やせるのかを遊ぶつもりなら、お好きにどうぞ。。