BrocoTraderのひみつ
以前紹介した、15秒足のようなオフラインチャートを利用したテクニックが、BrocoTrader で動作しないとのことで調査してみました。
Broco社のサイトからダウンロードできるBrocoTrader は、少しカスタマイズされていて、デフォルトで開かれるチャートの配色が下図のように異なっています。そして、オフラインチャートも同様に配色が変えられています。
このような配色の変更は、templatesフォルダ内の default.tpl , offline.tpl で設定されています。
問題は、この offline.tpl にあって、これが適用されると、オフラインチャートのチェックが外れてしまいます。
「オフラインだけど、、、オフラインじゃなかった〜」状態...。。
と言うわけで、解決策としては、
でOKです。書き換えるなら、下図のように offline=1 を追加するだけです。
オフラインチャートのチェックを入れて、定型として保存で、offline.tpl を上書きしても構いません。
それ以外の秘密としては、 Broco独自のインジケータやスクリプト( Broco Indicator, LotsView, MarginView, CalendarEvents )が含まれている点が挙げられます。
これらは下図のように、
Broco Indicator = ポジション保有状況
MarginView = 昼夜で異なる先物の証拠金確認用
として機能するようです。LotsView の用途は不明です。
↓CalendarEvents は、ForexFactory から指標発表時刻を取得して表示させるFFCal と同様のものです。
※同梱されているスクリプトは、取得先URLが間違っているので動作しません。。
ちなみに、Broco Indicatorを表示させる為の特別な銘柄 SYNTETIC1 は、1秒に約2回Tickが更新される変わった仕様の銘柄になっています。
↑約0.5秒毎にAsk値が 1.0001⇔1.0002 と変わるのでリアルタイムにポジション保有状況が表示できるのです。
リアルに Broco でトレードされている人は、こういう銘柄も活用して何かできるかもしれないので参考にどうぞ。