押し目図の追記。

とある人のツイートから。

客「みんな騙されてただけじゃない!」
( ◕ ‿‿ ◕ )「騙すという行為自体僕たちには理解できない。認識の相違から発生する判断ミスを後悔する時、なぜか人間は他者を憎悪するんだよね。投資は自己責任だよ。」

FXの世界には、危険な罠がいっぱいです..。直近では、海外ブローカー JadeFX社 の動向が気になっています。
http://www.jadefx.com/ はアクセスできず、FPAを見ると、米商品先物取引委員会(CFTC)の取締りに引っ掛かったとかなんとか..。2chにもスレがあるので参考にどうぞ。




それはさておき、前回の記事の図について、質問がありました。

↑前回の一番上の画像。

ohahihu 2011/03/06 12:42
こんにちは。
一番上の画像はぱっと見るとおかしくないですか?
上から下降してきているTLは2番目の山でSellと書かれていることから、
上昇しているTLよりは長期の時間足のものと推測できます。
それならば、燈色の○でShortを入れることは理にかなっているのではないでしょうか?
あくまで押し目、戻りをとる事だけを意識しているのならば、
最初に下降TLに触れた部分にSellが無ければおかしいような気もしますが・・・。
自分が何か勘違いしているだけでしょうか?


私自身は、チャートにラインを引いてトレードしないので専門家でもなんでもありません。
(ライントレードのエントリポイントは良好だと思いますが、肝心のライン引きが主観的すぎるのと、ライン状に乗らないチャートへの適応力の弱さ、統計的な根拠の弱さを好きになれない..^^;;
ただ、投機の狙いを説明するのには都合が良いので、紹介しているにすぎないとご理解ください。


…で、私の感覚では、「上昇しているTLと下降しているTLは同じ時間足」です。そして、「燈色の○でShortを入れる」のは有りだと思ってます。

↑私の場合の橙丸でのエントリは、押し目(戻り)が来ない場合に備えたもので、いわゆるブレイクアウト(BO)戦略と同等です。
オレンジの英語コメントを書いた人の意図は、このBO戦略のリスクが高いと見ているのだと思います。実際にバックテストした結果、通貨ペアや時間足によっては騙しのブレイク(下がると思ったらまた上がる)が多くなり、BOをやらない方が儲かる場合もあります。


そもそも押し目の発生は、短期の投機筋が利食いを繰り返すのが原因なので、その筋が少ない相場≒ファンダメンタル主体で動く相場では、逆にBOが不可欠となりえます。

↑これは11月の記事の続きのAUDNZDチャートで、ピンクの四角付近がBOのエントリポイントになります。水色の上昇トレンド発生後に、移動平均を割り込むレベルの押し目がほとんど来ないペアでは、BOで入らないと厳しいでしょう..。
デイトレの場合は、時間帯によってBOに乗るかどうか判断した方が良いと思う一方で、押し目狙いだけで十分な気もします。



それにしても、過去10年来高値を超えたAUDNZDは何処に行くのでしょう…
(ここでWのカタチが見えるから反転するなんて予測はとっても危険。