がんばれ FXDD

FXDDがやろうとしていることを分かり易く図式化するとたぶんこんな感じです。

MetaTrader4 から見た FXDD は、点線で囲まれた枠内で完結するので、従来どおり、両建て(ヘッジ)も可能だし、チケットの異なる買いポジションも合算されることなく個別に管理されます。決済もチケット指定決済が可能です。


ところが、その背後で動くバックオフィスでは、全てのポジションを合算してヘッジも解消された状態で、公式な保有ポジションとして、それをインターバンク市場から調達します。



この図で、MT4で 両建てしているつもりの売り1lot を決済すると、Aでは売り決済命令を流すことになりますが、Cでは、買い1lot が行われます。
これで、仮想ポジも公式ポジも 買い5lots になるので、つじつまは合います。
仮想ポジでいくら両建てしても、公式ポジでは両建てにならないので、NFAルールを守っていることになります。


この仕組みでは、公式ポジや公式売買履歴は、MT4上から確認することはできないので、別途、Web上でバックオフィスへログインできるように準備中(アカウント情報配布予定)...なのが今日の状況です。


従来に比べて、Bのステップが増えるわけですが、果たして、これが実用上問題なく動くかどうか?サーバの安定性は?約定までの遅延や、スリッページ、スプレッドはどうなるのか?…気になる点は多々ありますが、今は FXDD を応援したいと思います。