BTLMのTimeScale変更対応。

BTLM の擬似MTF対応版として、計算点のサンプリング間隔を調整できるようにしました。TimeScale = 3 を指定すると、3本毎の値で計算されるので、3倍の時間足に相当する BTLM を表示できます。Offset = 10 を指定すると、10本前の Bar を起点に計算するので、過去の BTLM を見ることも出来ます。

↑赤い点が BTLM の計算に使われています。(赤い点は!!TS-SamplingPoint.mq4 で表示できます。)


BTLM は、人間の感覚に近いカタチでトレンドを認識すると書きましたが、実際はかなり自由度を制限された範囲内でトレンドを視覚化します。人間のパターン認識は、スケールフリーというか、大きさに対する自由度が高く、小さなトレンドから大きなトレンドまで自在に認識してしまいます。その為、大きな上昇トレンドに乗って買いポジションをとっても、小さな下落トレンドで利食いしてしまったり、逆に大きな下落があっても、さらに大きな上昇トレンドでの一時的な戻りと勘違いして、ナンピンして損切りの判断が遅れます。いわゆる、ポジション保有によるバイアスの影響を受けてしまうわけです。


BTLM を使えば、常に一定のスケールで観察できるので、一部の裁量トレーダーさんに愛用されているのかな..なんて思ってます。