ボルシチも、けっこう、うまかったぞ。(ロシア語翻訳Tips)
昨日に引き続き、ロシア語翻訳Tips を紹介します。
やり方さえ分かれば、誰でも簡単に翻訳できる…わけがないのがこの世の常でして、Google翻訳だけではまともに意味が分からない場合があります。そんな時役立つのが、Yahoo BABEL FISHです。総合的な翻訳品質は明らかにGoogleより劣る気がするのですが、翻訳エンジンが異なるので、Google翻訳で意味不明な訳文が出来上がる場合でも、BABEL FISH なら意味が通る場合が時々あります。ロシア語フォーラム内のくだけた表現は、BABEL FISH の方が得意なのかもしれません。もう1つ有名な翻訳サイトにはPROMT Translatorがありますが、私の経験上ではあまり役に立った記憶がありません。^^;
Google翻訳は、特定のロシア語を特定の英語に置換するように迷訳する癖が強いので、そういう場合は、翻訳エンジンの癖として脳内再翻訳すると便利です。具体的には、
Google翻訳 | 本来の訳 |
schedule | chart |
counselor | advisor |
directory | reference |
taymframe | timeframe |
のように決まりきった迷訳が出てくる場合は、それを覚えてしまった方が良いということです。また、Google翻訳の場合、訳語が見つからない単語は音訳 ( 発音を似せた英字に訳す ) をしてくれることが多いので、taymframe は無理やり読むと timeframe だとわかることもあります。
(注 2009.12.09現在では、timeframe も advisor も正しく訳せているようです。。以前は、病的なトレーダーにはアドバイサー よりカウンセラーが必要なんですか・・とツッコミを入れたくなるほどでした。。)
どんなに翻訳エンジンを駆使しても訳せないのが、画像に埋め込まれたロシア語で、本家サイトのArticlesの英語記事の中にも見つかります。
この画像内のロシア語を訳すには、ロシア語のアルファベット、筆記体を見ながら1文字ずつコピペで文字を起こすこともできますが、ロシア語に対応したOCRソフト ( 例えばABBYY FineReader ) も役に立ちます。
読み取り対象の言語をロシア語のみ、あるいは、英語とロシア語のみに限定して
図の順番通りに操作すれば、テキストが得られるのでそれを翻訳すると…
意味がわかります。
(図の中に出てくる説明には、大した意味が無いことが多いので、ここまでやる価値があるかどうかは微妙です...苦笑)
プログラマではない人にとっては、このレベルの知識を持っておけば、ロシア語対策は十分かなっと思うのですが、この翻訳ソフト/サイトの方が便利 等の情報をお持ちの人はコメント頂けると嬉しいです。^^
以下どうでもいい話..。
Googleが生み出した投資格言
素人には、その芸術的な良し悪しを判断するのは難しく、将来高値で取引されそうにも見えるし、二束三文でしか売れないようにも見える。ただ、持ち続けていると、ひび割れから砕けてしまい、何の価値も無くなることもある..。
読んでいていつも面白いロロマル氏のブログにあった格言です。今話題のGoogle IMEが作り出したそうですが...誰の目にもすばらしく見える完成された陶器(=利益の出ているポジション)なら、その価値は言うまでもありませんが、ヒビ有り、欠けあり、色ムラありの陶器(=含み損のあるポジション)の将来の価値は誰にも分からないといった感じでしょうか。