MetaTrader4 Level II とは。
トレードが1対1で勝負できる個人競技であったなら、トレーダーをランク付けしたりレベル分けもできるのかな…と思うのですが、如何せん全ては闇の中なので到底無理な話です。もし、近い将来、公的基準でレベル分けが出来るようになったら、関西に7人しかいないレベル5の一人、スイングマスターこと○○〜と呼ばれてみたいななんて思ったり…(以下省略 orz...
冗談はさておき、今日は、MetaTrader4 にはレベルがある?という話です。
ここでいうレベルというのは、取引業者が提供する売買情報のレベル分けのことで、ここに少し解説されています。FXなら、
レベル1 | Ask/Bid の提供 |
レベル2 | 板情報 の提供 |
といった感じでしょうか。
MetaTrader5 には、板情報機能がつく予定と聞くけど、(実際 FX トレードで使えるのかは分からないけど..)、MetaTrader4 では無理なのでは??と思われるかもしれませんが、実は、いくつかの業者はプラグイン(インジケータやスクリプト)の形で、無理やり レベル2 情報を提供しています。
上図は、MasterForex の MT4 の画面で、右上に赤と緑の各3段分の売り指値と買い指値が並んだ板情報らしきものが見えます。これが、MetaTrader4 Level II の正体です。別の業者は、別のカタチでこれを実現していたのですが MasterForex のが分かり易いので、以下、導入方法を簡単に説明します。
MetaTrader4 Level II ( MasterForex ) の導入方法
(1)MasterForexから、MT4 をダウンロードします。プラグインがインストーラに同梱されているので、ダウンロードとインストールは必須です。
(2)デモ口座を申請します。必ず、ECN とつくサーバを選んで申請してください。ここで Demo の方を選ぶとプラグインが動きません..。
(3)スクリプトをチャートにドロップして、右側のボタンを押します。
日本語OSでは、フォントの問題?で見辛いのが難点ですが、一通り動作するようです。各ボタンの使い方は、この辺りを見てください。
このプラグインはワンクリックで注文と決済ができるようになっていますが、この業者でしか使えない仕様なので、他へ転用はできません。なので、FXの板情報って何?と思う初心者の人が眺めて楽しむか、本格的に MasterForex で裁量トレードしてやろうという人にしか役に立ちません..。
MasterForex は、ECN 業者の1つで、ECN の話題になると必ずでてくる単語が Currenex です。Currenex について知りたい人は、こちらのpdfをどうぞ。9年前の古い資料ですが、多少の参考にはなるでしょう。。ECN 業者自体を探したい人は、こちら。
追記:Currenexに興味のある人は ロロマルさんの記事もどうぞ。