セントラル短資の価格をMT4に表示させる。

FX+ 2010/10/15 13:22
現在、ODLのメタトレーダー4を使用して、リアルなTickや4値をcsvに落として活用しています。
メタトレーダー以外のシステムで、リアルなTickや4値をcsvに落として活用したいのですが、
どこの証券会社のシステムが使える等、何か情報をお持ちの方、教えてください。

インヴァスト証券のくりっく365 は3000本の1分足がcsv 出力できます。マネパは1000本の1分足、FXA証券は、2000本の1分足、セントラル短資は5000本の終値だけを抜き出せたような気がします。ブローカーとしては、顧客にヒストリカルデータを研究されて有利にトレードされては困るので、出力を制限しているのでは?と思えるぐらい、出力に対応している業者も、出力本数も少ないようですね。


そんな調べ物をしているついでに思いついたのが、表題の「セントラル短資の価格をMT4に表示させる。」です。
実用的に役に立つかは甚だ疑問ですけど、雑学の知識を深めたい人だけ続きをどうぞ。。。






(1) 下図がセン短のチャートソフトです。このドル円のレートを MT4に表示させてみます。


(2) AutoHotKey の Window spy を起動します。

(3) Window spy でチャートソフトを見るとレートがテキストで見えることが分かります。この段階でレートが読み取れない他社のチャートソフトでは、今日の手法は使えません。

(4) AHKでレートが読めることが分かったので、10秒毎に読んでファイルに書き出すAHKスクリプトを用意します。

(5) MT4 でファイルが読めるように、experts\files フォルダ内でスクリプトを動かします。

(6) 実際に出力されるファイル(PriceData.txt)の内容は以下のようになります。

(7) このファイルを読んで、ドル円レートを抽出、表示するインジケータを作成すると…

(8) セントラル短資ドル円レートを MT4内に表示できました。♪


実用的に使うならインジケータよりも、EAやスクリプトで無限ループさせた方が良いでしょう。
(これを思いつく前は、レートを画像キャプチャして、その画像内の数字を フリーのOCR で読ませようとして嵌まっていたのは内緒...。