砂上の楼閣マーチン


「マーチンは滅びぬ。何度でもよみがえるさっ。マーチンの力こそ人類の夢だからだ!」

果樹園 2010/11/01 16:24
内容はマーチンのやり方を少し工夫したものです。
EUR/USDで(他通貨でも構いません)、まず1枚買いを入れて、10pp下がったら売りを2枚入れます。
そこからまた上げたら買いを4枚入れて、下げたら8枚売りを入れるというのを繰り返し、損益が+10ppになった時点で決済します。(最初のポジで利益が10pp出れば当然決済します)
レンジは永遠には続かないので、資金とロットに制限が無ければ・・・という考えですが、今回は1000万の資金に対して最初のポジションを1枚で始めるとどうなるか?と考えて提案してみました。
ポジションを持つ場所にフィルターをかけることも考えていますが、まずはランダムにINをしてどの程度の結果が出るのか知りたくて、書き込ませていただきました。

おそらく10年前にもマーチンで金を失った人が居ただろうし、これから先もマーチンの甘い罠に嵌る人が続出するのでは...なんて思うこの頃です。
上記の依頼では、「損益が+10ppになった時点」というのが、どのポジションに対する +10pp なのかが良く分かりませんでした。
なので、適当に最後のポジションが 10pp(PipsWidth) の ProfitRatio倍の利益が出たときに全決済するようにしてみました。
今年2月から今日までの結果が下図です。

↑このグラフを見ていると、右肩上がりの青いラインが下にヒゲをつけているのが、ドローダウンの存在を意識させてしまいます。
そこで、全決済時のポジションの決済順序を逆にしたのが↓これです。

これなら損せずに儲かりそうな錯覚をしてしまうので、インフォなんとかに売りに出したら、絶対買ってしまう人がでてきそう。笑。
もちろんタネがあって

0.1ロットから始めるとすぐに 25.6ロットの上限に到達して、それ以降、損切りせずに待ち続けるため右肩上がりなのです。

…ということです。
バックテストでしか使えないEAをここに置いたので、PipsWidth と ProfitRatio を変えて好きなだけお試しください。^^;
「資金とロットに制限が無ければ…」というのが、いかに無謀な条件であるか、理解してもらえると思います。
(今回のバックテストも500万ドルを原資にしてますし...



それはさておき、某スレでの、MT4のinvester password(読み取り専用パスワード)を利用した配信が盛り上がっているようです。1ヶ月しか行われないらしい?のですが、興味のある人はどうぞ。。