業者変われば、窓も変わる。

為替相場では、埋めない窓は無い…と言われるほど、開いた窓はよく埋まるようです。しかし、少ない変動幅でレンジ相場になりやすい性質があれば当たり前のような気もします。なので、個人的には窓埋めを狙ったトレードはやらないんですが、MT4ばかりを見て月曜朝の窓埋めを狙うのはアレ…というお話し。



↑とあるMT4業者の昨日(月曜朝6時取引開始)のチャートです。窓があいてるので、うっかり買いエントリするといきなり下がってます..。


↓他の業者のチャートを見てみると…

この業者は朝4時取引開始なのですが、4時時点から窓を埋めるべく価格が上がっています。(赤枠内)
6時台の下げ幅は、4時〜5時の2時間分の上げに相当しているので、

・2時間の間に買った人が高値で売り逃げ
・6時から買いだした人は、買ったのに下がりだすから慌てて損切り

で元の価格に戻ったのかな…と容易に想像できてしまいます。
つまり、6時からの参加組は完全にカモにされてる感じですね..^^;



ちなみに、この業者はスプレッドの開きを時系列で見ることが出来るので、実際確認してみると、6時前後で大きく変わっているのが分かります。
これは、大多数の人が朝6時からFX市場に参加して、朝4時からの参加者は少ないことを如実に示していると思います。
窓埋めを狙うトレードでは、単に窓が開いたからエントリするのではなく、週末にでてきたニュースなどのファンダメンタルな要因に気を配るのが基本らしいですが、それ以前に業者選びも重要そうですね..。
(それにしても、カカクコム・プレミアムの取引ツールってセキュリティがちがちで、操作も不便で面倒なんですけどぉ...orz