AzureをVPSとして使う-(1)環境準備編


Azure とは、マイクロソフト社が提供するクラウドWebサービスです。その中身は、WindowsServer 2008 が動いていて、設定次第でリモートデスクトップが利用可能です。
…ということは、Azure を EA運用のVPS代わりに利用できる?!かも知れませんので、早速、挑戦してみました。

必要なもの:
クレジットカード (3ヶ月無料評価版を使うのにも不可欠)
Windows 7 (ツール類がXP非対応)
Windows Live ID
HDD空き容量 1GB 以上
暇な時間と好奇心(だって、労力の割りに得るものは何も無いから!)

以下の手順は、UNIX/Linux目線のWindows Azure入門ガイドや、Windows Azure に簡単なサービスを展開するための操作手順を読めば可能です。
技術的背景など詳しく知りたい人はそちらを参考にしてください。私は手順のみ簡潔に説明してゆきます。。。





(1) Microsoft Web Platform Installer 3.0 をhttp://www.microsoft.com/web/downloads/platform.aspx から入手します。

(2) Microsoft Web Platform Installer(WebPI) を起動し、製品ボタンを押します。

(3) 3つのツールを追加します。
Vidual Web Developer Express 2010 SP1
Windows Azure Tools 言語パック
Windows Azure SDK for .NET


(4) インストールボタンを押すと、インストールが始まります。

↑約1GBのダウンロードとインストールに時間が掛かります...orz

↑本当は、SQL Server Express は単独で先に入れるべきらしいです。(参考)
↑よく分からないので、Windows統合認証を選びます。



↑これでインストールが完了です。


(5) http://www.windowsazure.com/ja-jp/ に行き、3ヶ月無料評価版の権利(サブスクリプション)を入手します。

↑無料評価版を選びます。



↑無料で試すを選びます。

Windows Live ID でのログインが求められます。持っていない人は新規登録します。

↑新規にID=メールアドレスを作るならこれをクリックします。

↑それなりに正しい情報を入れます。

Windows Live ID でのログインが完了できたら、サインアップをします。

↑万が一、これが出た場合は、米国を日本に変更します。



↑矢印で次に進みます。

↑クレジットカード情報を入れます。


(6) 権利(サブスクリプション)を入手したら、https://www.windowsazure.com/ja-jp/ から管理ポータルに移動できます。


↑稀にこの画面が出たら、新しいポータルの使用を選びます。

↑この画面に行けたら、今日の作業は成功です。


次回は、ダミーのWebサービスを構築し、サーバを起動させます。