ヒストグラムを描く

統計学の基本は、データを観察することにあるのであ〜る。

‥‥という訳で、ヒストグラムを表示させるインジケータをこちらに作りました。
階級幅の自動決定には、フリードマン=ダイアコニスの選択を採用しています。(スタージェスの公式はサンプル数が多いと当てはまらないらしい..
階級幅を自分で指定したい場合は、ClassWidth で設定できます。
チャートをかなり縮小して表示させている人向けに、HistWidth で、ヒストグラム一本の柱の幅を何本の Bar で表示させるか?も指定できるようにしました。
平均や分散といった、基本統計量を計算する機能はありません。(平均よりも中央値、分散よりも Q3-Q1幅の方が好きなので...。必要な人は自分で改造してくださいっ



↑過去何本目から何本分のデータを対象とするか?を指定すれば、異なる期間のデータを比較できます。
二つのグラフで自動計算した階級幅が異なる場合は直接指定してください。
グラフの右側を揃えるために、FixedMinimum を同一の値(0)に設定してください。
現在の値は、赤塗りされた位置で分かります。


上のグラフは、EURUSD の週足で、直近の過去1年(下段)と、その前の一年(上段)の高値-安値 の幅の分布を示しています。
中央値でみると、120pips も振れ幅が減っていることがわかります。。。
これでは、ボラティリティの低下に嘆くトレーダーが増えているのも仕方ないですね。。^^;