MT5付属のロシア語MQL5 Reference を英語っぽくする。

国内にもMetaTrader5の解説記事のあるブログが出てきています。一押しは、ロロマルさんのメタトレーダー4とZuluTradeで自動売買〜FX外国為替チャートで、図解入りで分かりやすく説明されています。【FX】システムトレードするならMetaTraderでしょも積極的に取り上げているようです。toyolabさんも、MT4とMT5の違いについては、随時レポートしていきます。とのことなので、この辺りを見ておけば、基本的な使い方はマスターできるのではと思います。
(MT5 の解説記事を書いてるブロガーさん、コメント頂ければ、紹介させてもらいます。




さて、現状のMT5ベータのUIは英語版のみのリリースですが、MetaEditor から呼び出せる MQL5 Reference ( mql5.chm ) だけはロシア語のままです。本家ロシアフォーラムでも、未だに校正中なので、現時点で英訳してもらえるわけが無いのですが、これでは非ロシア語圏の人にはかなり不便です。


そこで、Google機械翻訳で、英語版の mql5.chm を作成してみました。
http://forum.mql4.com/26550/page4 から、mql5_google2.chm.zip をダウンロードして解凍後、\MetaTrader 5\Help の mql5.chm に差し替えてみてください。 mql5.chm をダブルクリックしても表示されない場合は、セキュリティブロックの解除を実行してください。
英訳の品質は最低で、暗号のような謎めいた英語になっていますが、読めないロシア語を眺めるよりは快適だと思います..。


翻訳作業の手順は、

1. HTML Help Workshopで、.chm -> HTML 変換 ( File->Decompile )
2. Perl で、HTML( Windows-1251 ) -> HTML( UTF-8 )文字コード変換
3. Perl で、ロシア語を抽出し、Google翻訳APIで翻訳
4. 誤訳のひどい語句を一括置換
5. HTML Help Workshop で、HTML -> .chm 変換

で、実は 3. の時点で本来の文構造が壊れてしまい訳文が意味不明になる部分があります。1. の段階で止めて、手作業でGoogleツールバーのローカルファイル翻訳機能 ( IE7 + GoogleToolBar Ver.6.2 ) を使えば、もう少しまともになるのですが、さすがに800近いファイルの訳文を全てそこからコピペする気力はありません^^;;
どうしても気になる文章があれば、ご自身の手で翻訳してみてください...。


ちなみに、.chm -> HTML 変換と、ローカルファイル翻訳 テクニックをマスターすると、terminal.chm やmetaeditor.chm を日本語機械翻訳して読めるようになるので、英語いや〜んな人には御勧めかも...。