SubWindow の DRAW_HISTOGRAM で平均足
昨日の日記では、メインウィンドウでの DRAW_HISTOGRAM の話でしたので、今日は、その続きとして、サブウィンドウでの DRAW_HISTOGRAM の話。
サブウィンドウでの DRAW_HISTOGRAM は、MACDのヒストグラムを見て分かる通り、バッファの値からゼロに向かってヒストグラムが描かれます。
なので、ヒストグラムを使って、ローソク足や平均足のように宙に浮いたような棒を描くことは出来きません。ですが、そこを無理やり擬似的に実現する手法を考えついた人がいるようで、下図の Heiken_AshiH_sw_mtf.mq4 では、それっぽくバーが描かれています。
本来、何も考えずにバーを描くと、ヒストグラムはゼロに向かって描かれるので、下図のように下に伸びた形になってしまいます。
実は、この余分に伸びた部分に、背景色と同じ黒いバーを上書きしてしまえば宙に浮いて見える(!)という発想で、 Heiken_AshiH_sw_mtf.mq4 は作られています。
このタイプのインジケータを使用中に、グリッド表示をすると、黒いバーが描かれた部分にはグリッドが現れないので、下図のようになります。
背景色と同じ黒いバーで塗りつぶしている…と言うことは、背景色を白にしている人にはおかしな表示になってしまいます。(下図)
こういう場合は、インジケータのプロパティから、Black を指定しているラインを White に変えてあげましょう。
↓White と直接タイプして入力するか、255,255,255 と入力してもOKです。
背景色と同じ白いバーで塗りつぶされれば、正常っぽく見えます。
こういう涙ぐましい努力?も MetaTrader5 になると、すんなり解決するのですが…、MT5 には移行したくないんですよねぇ…。