春の夜の夢。
一昨日には、東京で41年ぶりに遅い降雪があったようで、地球が温暖化しているかどうかの真偽はさておき、異常気象だけは確実に進んでいるのでしょうね。追い討ちをかけるようにアイスランドでの噴火があって、これは寒冷化要因になり得るのかな…。個人的には、ちょっと涼しいぐらいの気候が好みなのですが、淀川沿いを歩いてみると、やはりもう4月の春ですね。かなり暖かく..というか暑く感じました。
それはさておき、、4/4の日記でナンピンEAの話しを書きましたが、あの時のEAのポジションが全て決済されたら結果を書こうと思っていた矢先に、なっちゃんEAの作者の「満開が終わって新芽が出てきましたね。」に既にコメントがでていました。興味のある人はどうぞ。
私が思うのは、FXでの勝敗が完全にランダムに決まる独立事象であれば、マーチンゲールはただのベッティングシステムなので、期待値は向上しません。(勝率が高くなる代わりに1回の損失が大きくなってゆくだけ) ところが、値動きになんらかの癖があって、その癖を上手く捕らえるのに都合の良い掛け方が、たまたまナンピン・マーチンゲールだとしたら、一概に期待値が向上しないとは言い切れないのではと思ってます。
でも、これを証明するのは困難で、過去10年のバックテストを乗り切りました、1年間のフォワードテストでこれだけ利益がでました、と言われても、それを根拠に実力で勝った...とは断言できません。なぜなら、運さえ良ければどちらも実現してしまうからです..。4/4以降のドル円も、たまたま95円を超えなかったからEAは助かったのだ と考える人もいるでしょうし、逆に、テクニカル的に絶妙な位置にストップを置いた素晴らしいEAだから勝ったと評価する人もいるでしょう。
結局、実力で勝ったんだよ!! いやいや、単に運が良かったからでしょ? 運も実力のうちです!! …的な話にしかならないと思うです..^^;
あとねぇ、1度の大負けで1万pips 負けるような、損益比率を極端に悪化させることにより勝率を高めてるだけのタイプのEAは私も論外だと思うんですが、その1万pipsの負けが、自分の財産の1%程度しか食いつぶさない規模でしか運用していなかったら、いくらロシアンルーレットと揶揄されても、こめられた弾がスポンジ玉みたいなモノなので、ぜんぜんOKみたいな・・・