USD/JPYとAUD/USDの双方からAUD/JPYのsell buyポイントを判定する?。

renya さんから、

MA2pairsをダウンロードして、目下AUD/USDとUSD/JPYで、AUD/JPYを 検証中です。
そこで、精度を上げるためにADXを表示して タイミングを見ていたのですが、
ADXのPairが、あれば 尚良好な 結果が、得られると思いました。
30以上になれば、サインが、出ると言った感じです。
もし 良ければ 御検討 の 方 お願い致します。2009/12/12 21:36

とのコメントを頂きましたので、早速(…では無いですね^^;;;) 作ってみました。


ドル円とポンドルの双方からポン円のsell buyポイントを判定する。の_MA2Pairs.mq4 では、移動平均でしたが、今回はそれが ADX になったカタチです。ダウンロードは、こちらからどうぞ。



まずは、AUD/USDとUSD/JPYの MT4標準の9期間ADXが30を超えた場合にマークするインジケータ(_ADX2Pairs.mq4)が下図です。

ADXは、トレンドが発生すると上昇し、そうでなくなると下降するタイプのインジケータと位置づけられていて、一定値を超えたらトレンドが発生している! と解釈されることが多いのですが、上図を見る限り、パッと見た印象では役にたたなさそうです。
(あくまでも個人的な感想です。5分足だからダメとか、9期間は短すぎるとか、MT4標準だから変とか..こだわってゆけば、上手い使い方があるかもしれません..。)




ADXの解釈として、最近主流?になりつつある ( かもしれない ) のは、『ADXが増加している間はトレンドが発生している。』というものなので、AUD/USD,USD/JPY,AUD/JPYのすべてのADXが増加していて、且つ、AUD/USD,USD/JPYのADXが5以上の場合にマークするようにしてみました。(下図 _ADX2PairsPlus.mq4)

ADXの計算にMT4標準関数のiADX ではなく、一般的な計算式であるADX-VT2.mq4 を使っている影響もあるかもしれませんが、このレベルのフィルタリングであれば、検討の価値はありそうな香りがします。ADXフェチ な人は参考にしてみてください。





注意)
他通貨ペアのチャートを参照するインジケータを使う際に注意すべき点は、AUD/JPYのチャートだけを開いた状態では、USD/JPYとAUD/USDは過去2048本までしか自動で取得されない点です。古いデータを検証したい場合は、USD/JPYとAUD/USDのチャートも開いて、バーチャル洗濯ばさみ等で事前にすべて取得しておく必要があります。