5通貨の強弱比較インジ 5 Currencies in one window.mq4

ふる 2010/11/21 14:32
5通貨の強弱比較インジ  5 Currencies in one window.mq4
と言うモノをDLしてみたのですが、どうも????が出てきたのです。
どのチャートに入れても監視が出来ると言う事で検証していたのですが、
入れるチャートによって通貨間の強弱数値が変わってくるのです。
画像は下記の僕の稚拙なブログを参考頂けますでしょうか?


http://fxsupan2.seesaa.net/?1290315230


Mixi内でも日記でどなたか判る方いますか?と取り上げてはいますが、みんな判らないようで・・・
で、faiさんなら計算式から何か割り出せたりするのかな?と最後の望みで書かせて頂きました。
果たして使えるインジなのか?
忙しいところ勝手ではありますが好奇心がムクムクっと湧きましたら挑戦して貰えないでしょうか?

…好奇心は沸かないので、厳密に調べていませんが、おそらく、通貨ペア毎にバーの本数が異なる(途中で抜けている通貨ペアがある)のが原因ではないかと思います...。こちらに、ズレ補正を入れたバージョンを用意したので、これで確認してみてください。抜け自体が補完されるのではなくて、過去に遡った時にズレの影響が最小となるだけです。


他の原因としては、通貨ペアのヒストリカルデータのダウンロードが途中だった為に結果が変わっている可能性もあります。これはインジケータを初期化しなおせば確認できます。5通貨では10通貨ペアのヒストリカルデータが必要ですし、AUD を加えて 6通貨とすると15通貨ペアのデータが必要になるので、必要なデータが揃っているかどうか?注意しましょう。
(15通貨ペア揃えるのに Broco が役に立ちます..。




このインジケータが役に立つかどうかは...かなり微妙^^;
通貨の強弱を求める計算式が、移動平均の差を均等に足しただけなので、価格の大きなペアやボラティリティの高いペアの影響を受けやすいはずです。おそらく、短い時間足ではよく分からない結果にしかならなくて、4時間足〜日足で見るのが良いのではとミサカは妄想します。
それから、このインジケータだけで、鞘取りを狙って「安い通貨を買って高い通貨を売る」のは危険です。移動平均の差の足し合わせでしかないので、安い通貨が安値で停滞し、高い通貨が高値で停滞しているだけで、"鞘"らしきものは縮小して消失します..。
(割高、割安..という概念は、過去のある時点と比較した価値判断にすぎないので、今日からはその状態が普通の価格となってしまえば、まったく割高でも割安でもないんですよね...。




唯一役に立ちそうなのは、それぞれの通貨のラインの方向と方向転換で、通貨の強弱に方向転換が起きている時は、トレード対象の通貨ペアのトレンドにも遅かれ早かれ方向転換が起きやすい気がします。原理的には当たり前なのですが、トレード対象の通貨ペア単体で動きを見るよりも確実な気配があります。。