バイナリオプションの実況動画

最近バイナリオプションをやる人が増えているように感じます。この記事を読む限り、海外でも流行ってるみたいですね。
私の感覚では、特定時刻に価格が上がっているか下がっているかを当てる予測が一番難しいと思うので、まったく興味は無いのですが、どうしてもやりたい人には以下の動画を見ておくことをお勧めします。
D
↑円安=上昇に賭けた結果の 3:00〜6:00 辺りが見所です。。^^;


ちなみに、トレンドが出ている時なら簡単に当てられると思うかもしれませんが、そういう時は、バイナリオプションが売り切れているそうです。故意に売らないようにしているのかどうかは分かりませんが、胴元が常に儲かるように調整されていると思ったほうが良いでしょう。




バイナリオプションの胴元になりたいと思う人には、Leverate社のような broker solutions provider があります。この業者は、MT4 も取り扱っているので、MT4ブローカーにもなれます。この業者の提供する機能がなかなか興味深く、その1つにVirtual Sales Person(VSP) というサービスがあります。

google 翻訳しますと…

仮想セールスパーソン(VSP)は、究極の自動化されたチャットの経験を作成し、本物の人間の行動パターンを反映するように設計されています。私たちのVSPは、あなたのライバル業者との差別化を与えて、市販されている他の自動化されたチャットのシミュレーションよりも人間です。よりインテリジェントな、会話のような人間は、より良い販売サービスを意味します。あなたのコンバージョンを増やし、無駄なトラフィックを削減し、証券会社でこのサービスを統合することにより、コンタクトセンターのコストを削減します。

↑つまり、FX業者のオンラインチャットサービスで聞かれる質問なんて、似たものばかりだから、コンピュータにやらせておけば十分でしょ! 弊社の VSP は他社のモノより結構人間っぽいですよ。ってことです。


私も海外のFX業者のオンラインチャットサポートを利用したことがありますが、もしかしたら、巧妙に擬装された自動会話だったのかもしれない...なんて、、ふと思いました。。(終

私的なテクニカル分析の分類

前回、ツチヤ先生の記事を取り上げたのは、その中に、デマーク指標で有名なトム・デマークについて書かれていたからです。
トレード歴1年目程度の初心者に、私がお勧めしている書籍「システムトレード基本と原則」の423ページ以降に、デマークとポール・チューダー・ジョーンズやブルームバーグとの話がでてきます。個人的には、この辺りの記述は鵜呑みにしない方が良いのでは…と思っていたので、紹介しました。


テクニカル分析を批判する記事を読んだ時は、その記事が具体的にどんなテクニカル分析を指しているのか?よく考えた方が良いです。

↑私なりに適当に分類するとこんな感じです。さらに細かく、市場の変化に対する適応機構の有無を加えて、生き残るテクニカル分析とそうでない分析に分けても良いかもしれません。^^;
(私が純粋に投機家として他人の投資手法で興味を持つのは、カーブフィット対策をどうしているか?と、変化への対応メカニズムはどうなっているか?の2点だけなので…
いずれにせよ、古い投資本に書かれた原始的な売買ルールや、市販のEAを何も工夫せずに用いても儲からない点については、大半の人が同意するのではと思います。


それから、投機に必勝法が無いことは自明ですし、(全員が必勝法を実行すれば、それは必勝法ではなくなるので)、ツキだけで勝ち抜くことだって有り得るので、他人に自分の投資法についてとやかく言われたら、次の有名な台詞を言ってやりましょう。(ただし、心の中で..


(c)地獄のミサワ+少女ファイト

エドよ、おぬしも悪よのぅ。


先日、amandoeさんのつぶやきでみつけた動画が分かりやすいので紹介しておきます。

http://www.fxcm.co.jp/service/ndd_dd_movie_dd.html
↑これです。


以前にも書いたけれど、MT4は単体では必ず Dealing Desk が必要で、カバー先と電子的に繋ぐには Liquidity Bridge の役割をするプラグインが必須のようです。 Dealing Desk を用意しているブローカー向けの便利ツールが、Virtual Dealer Plug-in (VDP) なので、VDPの事ばかり気にしている人もいるようですが、それだけが問題とは限りません。
例えば、ブローカー開設希望者向けのサービスを提供している、このページには、

↑さらっと、Virtual Liquidity Bridge について書いてあります。詳細は分かりませんが、critical な solution を提供できるということは、きっとこれも相当便利なツールなのでしょう...。
技術者としては、こういうのが存在してもおかしくは無いと思ってはいたけれど、実在していることを確認してしまうと、、なんだかなぁ・・・っていつも感じます。。

ベノワ・マンデルブロ(Benoît B. Mandelbrot)さんの動画。

マンデルブロさんが亡くなられたのは、2010年10月14日 なので、ちょうど1年と1日前のことです。

cfomsras 2011/10/02 19:22
Why you've failed to apperhend as to how the market behaves even after decades of intensive research?
Watch this video. This is the answer.
http://video.ft.com/v/63078298001/Why-efficient-markets-collapse-Mandelbrot

先日の記事に、海外の人からコメントがありました。私の適当な日本語記事が機械翻訳で正しく通じているのか、はなはだ疑問ではありますが、ありがとうございます。(コメントが自動 SCAM 判定されると表示されないので、気づきませんでした。

↑そのコメントで紹介されいたのがこの動画です。フラクタルの研究者として有名だったマンデルブロさんがお話されている姿を初めて見た気がします。ただ、私の英語力では、平易な部分は聞き取れるのですが、肝心なところが分からない..^^;
(読むのは apperhend を upperhand に訂正できる程度の読解力はあると思うけど...orz


経済学者としてのマンデルブロさんの主張は、著書「禁断の市場-THE (MIS)BEHAVIOR OF MARKETS-」で、「価格の予想は無理と思え。しかしボラティリティなら予測可能だ」と書いてあるのを読んだことがあります。
マンデルブロさんは、現実の時間の流れとは別に、トレーダーにとっての仮想的な時間の流れ「トレーディング時間」を仮定し、その「トレーディング時間」はマルチ・フラクタルな性質を持つとしています。そして、ランダムウォークな動きと「トレーディング時間」の掛け合わせが価格チャートになっているというのです。

ブラウン運動ランダムウォーク)x トレーディング時間の流れ = 価格チャート

詳しい話は著書と参考文献を読んでください。個人的には納得できる説明が多いと思っています。
…ただ、時間の流れが伸縮するという表現は私にとっては分かりにくくて、多くのトレーダーが同じリスク(抽象的リスク)を背負うと、結果としてトレーディング時間が加速するのかなと考えてます。ちなみに、この本によると、オアンダ社がブローカーであると同時に、個々の売買情報をリアルタイムに収集、フラクタルな分析をして、トレードに活かしていると書かれています。テクニカル分析がチャートから大衆心理を読むものであるなら、売買情報は大衆心理そのものという感じですよね..。う、羨ましい・・・。

テクニカル分析という言葉が難しい…

最近、「テクニカル分析」についていろいろとコメントを頂いたのだけど、実のところ、私は「テクニカル分析」が何なのかよく理解できていない。^^;
この人の考える「テクニカル分析」は、この文脈から考えるとアレの事かなぁとか、あの人の言う「テクニカル分析」は何処までのやり方を含めて仰られているのだろう?…と、想像するのだけど、言葉の定義が曖昧模糊としているから、断定できないのです。
(もちろん、具体的にこういうやり方の…と書いてあれば分かりますよ..



テクニカル分析の迷信(テクニカル分析の勝てない原因が明らかに!)』という本では、

(A)主観的テクニカル分析=本人の直感でしか使えない。第三者による統計的検証不可。
(B)客観的テクニカル分析=誰でも使えて、再現性有り。第三者による統計的検証可能。
 B-1 統計的検証のなされていない客観的テクニカル分析
 B-2 統計的検証によって役に立たないと判明した客観的テクニカル分析
 B-3 統計的検証によって役に立つと判明した客観的テクニカル分析

テクニカル分析自体を分類しています。そして、B-3を求めるべく、厳密に科学的な検証方法で6402個のルールを調べたら、統計的に有意なリターンを生み出すルールを1つも発見できなかったという話が書かれていて、ある程度統計学の知識のある人なら読んでみるとよいです。(ただ、素人には意味不明かもしれない..


テクニカル分析の迷信」では、個人の経験や勘で行う主観的テクニカル分析は役に立たないと全否定されていたけれど、私としては数千人に一人ぐらいは、主観的テクニカル分析で成功している人がいるのでは?と思ってます。(2本の移動平均と2通貨ペアをみるだけでデイトレで数年も勝ち続けている人が複数人居るらしいので..。)

↑彼らの情報処理を模式的に書くとこんな感じで、どう見てもブラックボックスの中に秘密(聖杯!)があるわけですよ。
こういう処理系では、ブラックボックスの中身が分からない限り、個々のテクニカル指標を元にしたテクニカル分析が有効であるかどうかの議論はナンセンスでしょう。
(聞いた話では、テクニカル指標には有効な時期とそうでない時期があって、それを識別する能力がブラックボックスの中にあるのね。その指標無しには、ブラックボックス自体は機能しないという依存関係にあるのなら、その指標は役に立たないとは言い切れないということ..。



一方の客観的テクニカル分析はというと…

↑曖昧な部分が無いので、バックテストなどで検証することができます。
ある程度長期のデータでテストすれば、移動平均GC/DCは儲からないだとか、RSIの逆張りは損ばかりする..と言った具合に個別のテクニカル分析が役に立たないことは確認できます。また、複数のテクニカル指標を組み合わせると、いとも簡単にカーブフィッティングしてしまい、バックテストでは利益がでるが、フォワードテストでは儲からないことを確認した人も多いと思います。


ただねぇ、この多数の検証結果からテクニカル分析は役に立たないと結論付ける枚挙的帰納法は、早計というか、受け入れ難いでしょう。だって、
「100万種類のテクニカル分析を全数検索によって全て役に立たないことを確認しました」と主張しても、
いやぁ。実に惜しかったねぇ。。100万飛んで1個目のテクニカル分析が聖杯だったのに。」と言われたら泣きたくなりますからね。^^;


…とは言うものの、闇雲にテクニカル指標を組み合わせて有効な客観的テクニカル分析を作り出すのは、ルービックキューブを適当に回して6面を揃えるようなもので、まず無理だと思います。具体的にどうするのがもっとも効率よく探せるのか?は私も分からないけれど。。^^;;




ちなみに、私にとってのテクニカル分析というかテクニカル指標は、

↑価格の時系列データと同等の情報量を持つ写像のようなものとして同列に見ています。
価格が決まれば、指標の値も決まるし、指標の値からも元のおよその価格帯が逆算できますよね。(一対一の関係ではないので..。)
こういう見方をしていると、最も単純なテクニカル指標は価格データそのものです。なので、「テクニカル指標は役に立たない」と言われると「価格そのものから未来予測はできない」と聞こえてしまい、私としては、そんな事は無いと思うのです。。(..というか、思いたい。


何らかのモデルを構築して未来を予測するのは、「テクニカル分析」ではないという人もいるけれど、「テクニカル分析では○○をやってはいけない。」なんて決まりは聞いたことがありません。

テクニカル分析では、絶対に統計学の知識を使ってはいけない。
テクニカル分析では、(重)回帰分析は厳禁である。
テクニカル分析には、一般的な時系列分析モデル(GARCH等)を含めてはいけない。

↑こんな風にどこかに明記されていれば、「テクニカル分析」とそうでないものの区別がつくのですが、一般的にどこで線引きされているのかいまいち分からないのです。
そもそも、どんなに高等なモデルや予測システムがバックエンドで動いていても、最終的にはチャート上にエントリーポイントを示すことができますよね。つまり、売買シグナルのインジケータ化ができるわけです。…すると、「インジケータが買いシグナルを出したので買ってみました〜(^ー^* )♪」となってしまい、どう見ても無邪気に「テクニカル分析」をしているようにしか見えないんです。苦笑。





…なんてどうでもいい記事を書いたのは、ネタが無いからです。すみません。