Macの思い出。。


ジョブズ氏の偉大さは、他のサイトを見て頂くとして、自分とMacとの関わりを備忘録として残しておくことにします。


最初にMacに出会ったのは、高校の担任が学校で使っていたのをさわらせてもらった時です。当時は、PC-9801全盛期で、ベーマガを愛読し、N88-BASICで遊んでいたので、担任がどれだけMacの素晴らしさを語ってくれても....全然、興味ありませんでした。^^;(20MHzで動く80386 が最強だと思ってました..

↑記憶があやふやだけど、たぶんこんなの。


大学に入ってからしばらくは、情報処理センターのワークステーションで遊んでいた気がします。卒論を書くために研究室に配属されてから、化学系の分野では Macintoshデファクト・スタンダードのように使われていることを知り、本格的に Mac を使い始めます。ワープロソフトと言えば Nisus Writer(ナイサス・ライター)、化学式を描くのは ChemDraw(ケミドロ)と、定番ソフトが揃っていたのが Mac だったのです。。そして、当時、流行りだしていたインターネット(!)にはまり、自宅でも使えるようにと買ったのが、Power Macintosh 7300/166でした。その頃はまだISDNが無くて、56kbpsのテレホーダイで夜11時〜朝8時まで繋ぎっぱなしにできるサービスで夜な夜な怪しいプログラムを書いたり、HPを作ったりチャットしてました。

↑今の私が居るのはこれのおかげ。このブログがあるのも、これのせい。



就職してからは、ソフト技術者なら Windows ぐらい使えないと(!)と思って、勉強用に Let's Note を買い、それ以降は Windows派です。でもなぜか、勤務先の会社が Mac用のソフトを開発していたので、1999年のMACWORLD Expo/New York '99に出展者として参加しました。

↑このプレゼンをニューヨークの会場で生で見られる…素のジョブズ氏を間近に見られる…はずだったのですが、出展ブースからプレゼン会場に行ったらすでに満員で、別室にてプロジェクターからスクリーンに映った様子しか見られませんでした...orz (この時の私のショックは相当なもので、一生に一度のチャンスを逃した〜というか、、筆舌に尽くしがたいです..^^;



その後、MacOSXが発表されて、Macへの関心も薄れてしまい、私の古い 7300 は友人の子供用のパソコンとして譲ってしまいました。
漢字Talk 7.5〜 MacOS 9までのいわゆるClassic環境なOS は、マウスが1ボタンで済んだり、拡張子の概念がユーザからは遮蔽されていたり、機能拡張の概念が単純化されていました。そんな子供でも使いこなせるような、一見単純に見える仕組みが大好きだったので、逆に OSX にはのめり込めなかったのです..。(実際はResEditでUGなことばかりしていたのが原因かもしれないけど...





時は流れて、今現在の職場では、iPad用のソフトを開発している都合上、最近私にも iPad が支給されました。そして、再び Apple製品と関わり始めたばかりだったのですが・・・、このタイミングで考案者本人が居なくなってしまったのは、本当に残念です。


(神様、どうか2011年はもう平穏に終わらせてください..。今年はあまりに多くの人が亡くなりました..。

消えていた BIG WAVE

追記:以前、僕の書き込みへの返信で「BIGWAVEで活躍していた」とありましたが、僕はいち読者として議論に参加していただけです。BIGWAVEを主催していたTED氏は、現在、詐欺罪で告訴されておりまして、僕は被害者の会からの連絡を受け、PCに保存していた当時の各種資料(メール、BBSログ、勧誘資料等)を提出しております。みなさまもお気を付けください。マーケットにおいてはトレンドこそが収益の源泉です。必勝法などありません(たぶん)。

な、なんですと?@@;
coyoteさんの貴重なコメントの後段に驚いてしまいました。6年ぐらい前から FX をされていて、MT4 を使っていたら、TEDさんのサイトを一度も見たことが無い人は少ないのでは?と思う程度に一部で有名な人だったのに…詐偽ですか。。


当時のサイトは以下で確認できます。
BIG WAVE **外国為替・個人投資家による必勝テクニック集**
タイトルと目次でだいたい分かりますが、海外で公開されているテクニカル分析系の売買手法を多数紹介したり、独自に裁量手法を考えたりして、保存版必勝パターンを集めてゆくというスタイルのブログでした。


しかし、あれだけ熱心に必勝パターンを集めても、才能の無い人でも永続的に使える手法を見つけることが出来なくて、結果として詐欺に走ったとすると、少し寂しく残念に思います。(詐偽の詳細が不明なので、これ以上のコメントは控えます。当時、BIG WAVEを読まれていた人向けの連絡記事です。。

ForexMagnates 日本語版ができたよ。

今日は、昨日紹介したBISのHFTのレポートの続きを書こうと思ったのだけど、「痛い記事を書くな」という主旨のコメントを頂いたのでやめておきます。ブログで触れてはいけない真実に迫ろうとすると必ず批判的なコメントがでてくるのが哀しいというか、楽しいというか・・(勘違い?。でも、今なら少しだけ、ツチヤ先生の御苦労が分かります…って次元が違いすぎますけどね。^^;


私の場合、役に立つ記事を書くには、山のように役に立たない、意味不明でつまらなくて痛い記事を書かないとダメなんですよ。BTLMはくーちゃんのコメントにあるような見方が実は正しくて、使い方次第で強力なツールになるのですが、その作成に至った起源はずっと昔に R でスプラインを表示させる 所にあるのです。スプラインはトレードにはまったく役に立たなかったけど、そのとき培った経験とノウハウが、aws.gaussian でのインストール記事や、BTLM の作成に生かされています。他の便利ツールも、その背後にはジャンクというか変態ツールがいくつも存在します。自分でも、無駄だと分かって書いているんです。なので、「お気を確かに」なんて冷静なコメントは控えて、長く暖かい目で読んでいただければ幸いです。もちろん、誤字、脱字、勘違いの指摘や参考意見、反対意見、役立つ本の紹介…iriyaasagao さん、ありがとう…な有用コメントは歓迎です。








…愚痴はこれぐらいにしておいて、、今日の本題です。以前に勝ち組比率の話を書いたときに、@hatafurikawaさんが紹介していたのがマグネイトの記事だったのですが、最近日本語版も作られるようになったようです。こちらに紹介がありました。


9月からなので、まだ大した記事は無いのですが、いくつか気になるものもあります。
iForex社、FX事業継続の許可
みんな大好き、アイフォたんはハンガリーでは延命に成功したようです。
FXDD、アイルランドのFrontier FXを買収
↑↓日本国内に限らず、海外でもFX業者の統廃合は進んでいるようです。まりべーの会社には長生きして欲しいです..。
Gain Capital社、Interbank FX社を買収
Interbank FXのレート(MT4のチャート)が異常で2chで話題だったのは、リアルタイムに見ていましたが、経営悪化の為にアレをやっていたんでしょうかねぇ..^^;


大手オンラインゲーム会社、FX業界に参入
私もFXは非常に高度なオンラインゲームだと思ってます...orz


マグネイトさんは、海外情報が日本語で読める希少なサイトの1つになるかもしれないので応援しています。。

相対的少数派理論

takechan 2011/10/02 10:40
>他人を出し抜けないじゃないですか

相場で生き残るためには、別に他人を出し抜く必要は無いのでは? というのが最近の私のスタイルですね。

もちろん、ちょっと前までは、どうしたら他人を出し抜けるだろうかと必死に考えたこともありましたが、おそらくれそは不可能だろうと早々にあきらめました。^^¥

ゼロサムゲームである純粋投機市場では、絶対に「他人を出し抜く必要がある」ことに間違いはありません。なぜなら利益の源泉は、常に他人の損失から生まれるからです。実際のFXでは、「損失」を提供してくれるのはブローカーであり、その背後の銀行であり、更に後ろの実需(と、ホニャララ)であることもあって、彼ら自身がそれを「損失」と考えるか、ただの業務コストとみなしているかは考え方次第になりますが..。


ただ、ある人に「全員を出し抜く必要はないよね」と言われましたが、これは正しいです。
投機で利益を上げるためには、自分が買った後に、さらに多くの人が買って、価格が値上がりすればよいですよね。このとき、自分が全体の中で絶対的な少数派に属している必要が有るのか?というと実はそうではありません


過去記事であれほど少数派になれと書いておきながら、少数派である必要は無いとはどういうことか?と思われるかもしれませんが、これは「相対的少数派理論」によって説明可能です。(...ウソです。そんな理論はありません。。

↑この図は、15人のトレーダーが、時間の経過(横軸)とともに、いつロングポジションを持ったのか?を3種類のパターンに分けて示したものです。どのパターンでも価格は上昇するのですが、買った後にさらに多くの人が買った(=利益を出せた)人を青丸で、いわゆる天井掴みをした人を赤丸にしています。
青丸が全体の中に占める割合は、

(A) 66%
(B) 53%
(C) 40%

となります。(C)では、全体の4割に入らないと勝てませんが、(A)なら6割強に入っているだけで利益がでるのです。


このようにして1回だけのトレードをミクロな視点でみると、

自分のポジション保有時間軸で相対的に少数派であればよい。=相対的少数派理論

となります。勝ち続けているのに自分が少数派とは思えない人や、楽に勝ててしまう人は、無自覚のうちに(C)のゲームではなく(A)のゲームを選んでいるのかもしれません。



私としては、FXのHFT(High-Frequency Trading)が普及すると、(A)の相場が(C)へ変わってゆくのかな〜と危惧しています。なので、「2位じゃダメなんでしょうか?」と安易に妥協するつもりはまったく無いのですが、最近公開された、BISのHFTに関するレポート日銀には翻訳無し)を読むと、
・Forex の HFT は、1日の取引の 20〜30% を占める。(2010年)
・HFT は、流動性供給と安定化に役立っている
とのことなので、今はまだ心配無用なのかも・・?とも思ったりします。レポートには、「更なる調査が必要」とあるので、HFTに関しては継続的に見てゆきましょう..。

信仰の道に生きる

前回の話をあまり掘り下げるつもりは無いのだけれど、そう考えるに至った背景を自分自身のために 記録しておきます。


投機の世界に入り込んだ人間なら誰でも、どうすれば勝ち続けられるのか?生き残れるのか?を考えます。
マーケットは、素人が理解できるほど単純な構造ではない…ということは、

・プロが売り出す情報商材や旬のEAを買い続ければ勝てるはず!?
・熟練者によるシグナル配信を利用する方が安全確実?
・天才アナリストによるチャート分析/マクロ分析こそ重視すべき?

と5年前は私も考えましたけど、他者依存型の生存戦略では、頼れる「他者」が居なくなった時点で共倒れします。専業で食べていこうと思ったら、自分で考えて自分で売買する自力生存の道しかありません。(それ以前に、頼れる他者が見つかりませ〜ん。。


では、自力で勝っている人はどういう人なのだろう?と想像すると…

・マーケットを研究し尽くした人だけが聖杯ルールを量産できる?
プロスペクト理論に支配される心理的弱点を克服できた人?
・チャートを何年も手描きして、変動感覚を会得した人?
システムトレードの王道を歩んでいる?
・単に資金管理さえ出来ればよい?

などと、相場書に描かれた勝ち組のイメージが浮かびます。
多くの著者が主張する、「時間と手間を惜しまず努力した者だけが勝ち残る」という言葉は、とても心地よいものです。
そして、それができる人間が少ないから、マーケットには勝ち組が少ないのだ…という解釈は、一見、正しいように思えます。

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たまには、ポジショニング(立場)の話をしようじゃなイカ。

…今日は息抜きにどうでもいい話…。




世の中にはいろんなタイプのトレーダーがいます。裁量でラインを引くだけの職人さんから、裁量でのテクニカル分析/ファンダメンタル分析併用タイプ、古典的なEAによる自動売買派、何でもアノマリー投資派、取引対象の値動き以外のファクターとの相関性を重回帰分析で見つけ出すシステムトレーダーまで…まぁ、生き残れるならどんな手段もありだと思ってます。
そんなトレーダーの分類基準の1つとして、

(A) 取引対象の価格(値動きと、そこから計算される値)だけを見れば勝てると考える派
(B) 価格以外のマクロな外部情報無しには他者を出し抜けないと考える派

があるとすると、私の立場は、断然 (A) です。もちろん、FXをやる際に指標発表や介入だけは避けるようにするので、まったく外部情報無しにやっている訳ではないのですが、基本的な考え方が (A) だということです。



一般に(B)の方が成績がよいと言われているにもかかわらず、私が自己相関にこだわり続けるのは、1つは、その技術を極めれば多くの銘柄(通貨ペア)に適用しやすいのと、値動きが投機の法則に強く支配されているように見えるからです。

投機の法則:買う人がいる->価格が上がる->さらに買う人が現れる-(そのくり返し)->高すぎて買える人がいなくなる ( あるいは、買うための余剰資金を持つ人がいなくなる ) ->下落が始まる->価格が下がる->さらに売る人が増える->さらに価格が下がる…

この法則はミクロ・マクロ・ループ(古い?)として説明する研究者がいるのですが、私も感覚的にそれが正しいのではと受け入れています。

↓そして、頻繁に観察される全戻し現象に、投機筋の存在を強く感じるのです。

7月から見ているコーヒーの全戻し。8月半ばに上がりだし、9月末に戻ってしまいました。
↓EURUSDの全戻し。このような往復は他の通貨ペアでも日常茶飯事ですよね..。

全戻しは、「その背後にファンダメンタルな変化があって、たまたま同じ価格に戻った」と考えるよりも、単純に「投機筋にもてあそばれていただけ」なのかなって思います。



そんな私にとって理想的な投機市場は、

(前提1) ほとんどの市場参加者は投機目的である。
(前提2) 参加者の誰も適正価格を知り得ない。(≒特定の個人が価格を支配できない)

で、そこでは常に不毛なゼロサムゲームが繰り返されています。その市場で生き残るための私の戦略を…限りなく抽象的に説明しますね。^^;

↑仮に、神様の視点で全ての市場参加者を、それぞれの取っているリスクの大きさ別に分類してヒストグラムを描くことが出来たのならば、リスクの大きさによって個体数にばらつきがあるはずです。(..と妄想しています。)
そして、リスクの大きさに関して少数派になれた人だけがゼロサムゲームの勝者となります。
↑上図では、赤の位置のリスクを取った人が大負けし、緑の位置のリスクを取った人が勝ちます。



↓やがて緑の位置で勝てることが知れ渡ると、他の人が同じリスクを取り始めるので緑の位置では勝てなくなります。

この世界での唯一の生存戦略は、水色で示したように常に少数派となるようなリスクに大きさを変え続けることになります。
当初は、リスクの大きさをただの数値(スカラー量)と考えて、それをコントロールし続けたら市場の変化に適応できるかなと考えていましたが、無理でした。今は、リスクの取り方を多次元ベクトル空間(リスク空間:私の造語)での座標とみなして、その中で常に少数派で居られるようなスイートスポットを追いかけています。
そして、スイートスポットが見つかって、初めて順張り/逆張りどちらで良いのかという具体的な売買戦術が決まります。スイートスポットは常に多数派の存在する位置(ホットスポット)の近傍にしか存在できず、ホットスポットとスイートスポットの位置関係次第で順張りしかできなかったり、逆張りがやりやすかったりするのです。


…意味不明ですよね。笑。
以前に逆推定やれぢーむで説明していた内容を、考え方の実態に合うように忠実にモデリングしなおすと、↑これが分かりやすいかなと思ってます。

勝ち組の比率

I社のFXグランプリが終わってしばらく、あちこちでいろいろ書かれていましたが、あれはFX業者のイベントとしては大成功だったのではと思っています。以下、私の妄想。笑。


どんな企業もお客さんがお金を落としてくれないと儲からず、企業活動が成り立たちません。だから必死に広告を打って客を集めます。広告には、少なくとも2つの要素を満たさないと効果が得られず、特に重視されるのが広告認知率と広告訴求力です。
(一般には、見込み客に行動を起こさせる力という要素を加えた3つかな..

広告認知率 どれだけ多くの人に知ってもらえたか。
広告訴求力 商品やサービスがどれだけ魅力的に見えるか。

I社がグランプリを開催する際に、著名人サポーターを募ったのは広告認知率を高めるためでしょう。テレビCMに有名人を起用するのと同じです。誰も知らない個人投資家が競い合ったところで、それに注目する人は少ないし、個人の入賞者に美味しい餃子や極上のカレーを配ったところで、先行している某2社には認知度で太刀打ちできなかったと思います。



認知率を上げるだけなら、著名人サポーターのみでグランプリを開催しても良かったのですが、彼らが運悪く惨敗した場合の広告訴求力は最悪です。だって「著名人ですら勝てない難度の高い弊社に口座開設しませんか?」というメッセージを送って、わざわざ口座開設したいと思う人は居ませんよね?
FX業者にとって訴求力のあるメッセージは、低スプレッド、高約定率、ちらっとテクニカルのような便利ツールの完備…などなどいろいろあっても、一番効果が高いのは、やはり「勝ち組の存在」です。
「ほらほら、みなさん、こんなに儲かっている人がいますよ〜。今すぐ口座解説して、FXやりましょうよ!」
これがもっとも単純で誰にでも分かりやすく、顧客の欲望を喚起するメッセージになるのです。
海外の業者でトレードコンテストが盛んなのも、シグナル配信業者がランキング好きなのも、雑誌に勝ち組トレーダーのインタビューが載るのも、EA販社のページがアレなのも、すべて「勝ち組の存在」を印象付けようと必死なんですね..。




そんな訳で、I社はこのグランプリにも確実に勝ち組を作る必要がありました。その為に既存の口座保有者全員を自動で参加者に組み入れ、グランプリ期間を3ヶ月に区切ったのだと思います。3ヶ月であれば、確実に運だけで勝ち残る人がいてもおかしくありません。さらに、累計取引数量でクラス分けすることで、勝ち組の存在をより身近に感じられるようにしました。実際、3ヶ月で2億通貨トレードする人ばかり入賞していたら、小ロットでトレードする人には遠い雲の上の存在に見えたはずです。むしろ、わずか75万通貨の取引で150万円稼いだ人が目立つ所に居るからこそ、目標にもなりやすいのです。



こうして、一般人を参加させることで、

著名人が勝てた場合。→ さぁ皆さん、弊社に口座を開いて著名人のセミナーを受けましょう。
著名人が負けた場合。→ 個人投資家の皆様がこんなに勝ってますよ。弊社に口座を開きましょう。

というストーリー展開が可能になり、著名人が負けた場合のリスクをヘッジできました。実際には、(おそらく、想定外に)著名人が派手に惨敗してくれたおかげで、

・さらに多くの人に知ってもらえることができた。(認知率の向上)
・I社のグランプリは公正に行われている。(ブランドイメージの獲得)
という効果もあったと思います。
あとは、ランキング上位者から、新たなセミナー講師、客寄せパンダが生まれれば本当に大成功なわけですが、この辺りは継続して観察してゆかないとどうなるか分かりません。(決して否定的な意味ではないですよ。勝てなかった人の話より、実際勝った人の話の方が面白いと思いますし..




…で、まぁ、そんな妄想話はどうでもよく、本題の勝ち組比率なのですが、実はアメリカでは去年から、ドット・フランク法に基づき、米国内のFX登録業者に3ヶ月ごとの勝ち組比率(保有口座の中で利益をだしている口座の割合)の公表を義務付けています。計算方法が統一されていないようで、業者間の単純比較はできませんが、だいたい、3ヶ月間で3割ぐらいが勝てているようです。

↑2010年10〜12月の各社の数値です。口座開設時の規約文書の最後の方にちらっと書かれているようです。


今年の傾向はどうなのかな?とFXDD様のサイトを見ると
http://www.fxdd.com/fileadmin/template/main/downloads/pdfs/en_US-customer_agreement-fxdd.pdf

やはり利益のでている口座(Profitable Accounts)が3割前後で推移していますね。
単純に3ヶ月毎に33%の確率で勝ち組が決まるとすると、1年間どの四半期も常に勝つトレーダーはわずか1%、年間トータルでプラスなのは約1割になります。(4連勝する確率と、3勝1敗する確率です。


本当はもっといびつで複雑な確率分布になると思いますが..厳しい現実がそこにはあります。。