豪ドルのデイトレは難しい。

久しぶりに山根先生のサイトを見たら、豪ドル円のシグナル配信で苦戦されているらしいコメントを見つけました。シグナル検証サイトを見ると、今月累計で -285pips 負けているようです。
(山根先生が優秀なトレーダーかどうか?は分かりませんが、実は、私がFX を始めるきっかけとなったのが、この人の書いたノー天気な投資本だったのです。。この本との出会いが無ければ、このブログも生まれなかったと言っても過言ではありません。。



2年ぐらい前の豪ドル円というか AUDUSD は、まったりとした動きが読みやすい通貨ペアだったのですが、ここ1年ぐらいで様子が様変わりして、すっかり投機的通貨ペアになってしまった感があります。投機的通貨ペアと言えば、一般的にはポンド絡みを連想すると思うのですが、ポンドは値幅こそ大きいものの、動き方自体は読みやすい素直なペアです。おそらく、大勢の投機家がトレード対象とした結果、何か固定のリズムに自然収束している感じがします。


最近の AUDUSD は、変動リズムがワルツ(3拍子)で参入タイミングを計っていると、突然、ルンバ(4拍子)に変わってしまうような難しさがあるんですよ。システムトレードなら、毎日最適なパラメータが大きく変わってしまうイメージです。USDCAD にも同じ難しさがあります。こういうペアは、素直にトレード対象から外すか、不自然な動きが無視できる程度に大きな時間足でトレードするしかないと思ってます。
(具体的には5分足のデイトレを諦めて、1時間足のスイングにするかな・・・



先日書いた、トレーダーの9割が負けてゆく原因の1つには、こういう通貨ペアの値動きの癖の変化に適応できない問題があるので、どんな通貨ペアでもトレードできるように練習しておくのが大事です・・・。