MT4のチャート上に画像を表示する(?)


前回得た知識は、Webdings フォントの g が四角であるというコトでした。
この四角を最小化して隙間なく埋めることができれば、、、チャート上に画像を表示することが出来るかも知れません。
・・・という訳で早速試してみました。


下準備として、JPEG画像をPPM (ASCII P3)形式に変換しておきます。
画像がRGB値のテキストデータになるので、MQL4のスクリプトでも簡単に扱えます。
変換ソフトには、IrfanView32を使います。








↑画像を文字で再現するのは負荷が高いので、縮小しておきます。



↑PCのスペックによりますが、100x100 以下が無難です。

↑リサイズ後にSaveを選び・・・



PPM形式を指定し、オプションで Ascii encoding を選択します。



↑保存したファイルをテキストエディタで開くと、テキストとして読めることがわかります。
保存したPPMファイルは、experts\files 以下に置きます。


こちらから、画像表示テスト用のスクリプト( MADPainter.mq4 ) を入手し、experts\scripts 以下に置きます。




スクリプトをチャートにドロップし、PPMファイル名を設定します。
フォントサイズは、3以下を指定しても、チャート上では 4に切り上がります。
スケールは 1〜6 辺りを指定してください。




↑画像の読み取りに成功すると、ファイル名と画像サイズとピクセル数が表示されます。





そして・・・






↑チャート上に画像が表示されました(!)





↑くみん先輩だけでは寂しいので、六花ちゃんもこのとおり♪





↑とある有名な人物の写真で試すとこんな感じです。笑。



↑Scale = 7 にすると1ドット=1文字ずつ見ることができます。
四角いテキストによるドット打ちでここまで自然な画像ができるとは意外でした。



・・・と同時に、数十万オブジェクトの表示で操作不能になるという、、MT4の限界を痛感しました。
念のため書いておきますが、トレード中の MT4 でコレを試したらダメですよ。^^;
素数が多いと、貧弱なPCでは MT4 が長時間固まります。
スペック的に耐えられないと思ったら、すぐにチャートを閉じましょう。



そんじゃーね。☆彡