レベル表示を極める。

MetaTrader のようなソフトは、マニュアルを読んで使い方を覚える よりも、実戦で試行錯誤しつつカラダで覚えてしまう方が効率良いと思いますが、時として、些細な機能を見落としてしまうことがあります。
(オプションメニューで設定する磁力感応度って何?・・・・みたいに。苦笑


そんな機能の1つが標準インジケータのレベル表示で、初心者には気づきにくい点があるので、まとめて解説しておきます。
まずは、ボリンジャーバンド

上図はボリンジャーバンド1本にレベル表示を加えたチャートです。

レベル表示の値はバンド幅の倍数になるので、偏差を1σにすると、
下記のように設定すれば、±2σ,±3σ のラインが設定できます。実数も指定できるので、±2.5σにすることも可能です。


続いて、Envelopes。

Envelopes にレベル表示を加えると上図のようになりますが、ボリンジャーバンドと違い、赤ラインが0、青ラインが1 という基準でレベルラインが引かれます。なので、Envelopes を挟むカタチで3本引くには、 -0.5 , 0.5 , 1.5 という数値設定になります。


最後は、移動平均

移動平均はラインが1本だけですから、レベル表示がどうなるのか疑問に思われるかもしれませんが、これはpips表記になっています。
±10pips ラインに引きたい時は下記のように設定します。

安値移動平均のさらに5pips下にStopLossを置きたい..時などにカスタムインジケータを作らなくても済みます。



番外編として、Fibo。

Fibo のレベルに価格表示をさせたい場合、フィボナッチ・レベルの説明欄に %$ という記号を書きます。これは有名ですね。


レベル表示を極める…というほどの内容では無かったですが、、参考になれば幸いです。