時刻別平均変動幅グラフ。

デイトレードでは、対象通貨が1日にだいたい何pips 動くのか?を知っておくことが重要で、ピボットやフィボナッチゾーン等は、前日の値幅から当日の値幅感覚を知るのに役立ちますし、超長期のボリンジャーバンドでも値幅感をつかむことができます。
ポジション保有時間が1時間未満のトレードでは、もっと細かく、今この1時間に何pipsぐらい動くのか?を知りたかったりします。。
過去10日間の、22時〜23時の平均値幅が分かれば、その時間に持ったポジションを何pipsで利喰うべきか考えやすいですよね。


…と言う訳で、早速グラフにしてみました。
青ラインが10日間の平均値幅((高値-安値)の中央値)で、黄色ラインが実績です。青ラインは1日周期で全て同じ形になります。

これを見ると、1日の何時ごろに短期トレードするのが効率良いのか?が通貨別にすぐに分かります。AUD系はオセアニア時間に一番大きく動くのか?や、EURGBPはロンドン/NYどちらの時間の方が動くのか?のような微妙な判断も簡単にできます。200日間の平均を取れば、夏時間の誤差が含まれるものの、1日の傾向がもっと顕著に表示されるようです。




値幅が大きいから、楽に勝てる..とは限らないし、値幅が一定の時刻が並んでいる=レンジ相場である。とは断言できませんが、(逆にレンジ相場であるならば、値幅はほぼ一定なのですが..)、売買戦略立案時には役に立つのではと思います。